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2006年 05月 06日
子育て=親育て
ども、げんりでおま。

児童虐待の件数が軒並み上昇しているとの情報に嘆いている方は多いと思います。
「なぜ親が子どもを虐待するの!?」
「なぜ周りは黙っているの!?」
そう疑問に思う方も多いかと思います。

  児童虐待は最近になって取りざたされるようになったのですが、それ以前にも似たような事はなかったのでしょうか。「折檻」という言葉があるように、子に体罰を加えるということは昔からあった話です。しかし、昔は今ほど問題視されませんでした。それには大きく3つの理由があったと思います。1つは、親が力加減を知っていたということ。もう一つは、祖父母、もしくは周りの家族が親や折檻された子どものフォローをしていたということ。最後の一つが、折檻に対する社会的な容認があったことです。

児童虐待の件数増加にはいくつかの要因が考えられます。
1.親の問題
2.周りの問題(否定的)
3.周りの問題(肯定的)

今回は1.親の問題について語りたいと思います。


  児童虐待のニュースを見るたびに思うことは「親が親ではない」ということです。言動が子どもっぽいといってもいいでしょう。子どもがその家庭にとって最も守られなければならない立場にいない、言うならば「親の生けるおもちゃ」という扱いなのです。そこには人対人の関係はなく、人対物の関係しかありません。「夜泣きがひどいから」「なつかないから」そんなことは理由になどなりません。相手が赤ん坊や子どもだからこそ、人間だからこそ、手のかかる行動は当然のことなのです。

  また、親を子どもの上位に据えて絶対的な立場で暴力をふるう面が多々見受けられますが、なぜそんな偉そうな態度を取ることができるのでしょうか。わたしから言わせてもらえば、右も左も分からない超初心者の親のくせに偉そうに子どもを育てるのは許せないです。親は子どもと一緒に親として成長していかなければならないのです。はじめから子育てがうまく行くとは限りません。親も子もできないことの方が多いのです。つまり、子育てとは親育てなのです。

  「この親にしてこの子あり」という慣用句があるように、子は親を映す鏡です。子どもの素行が悪い時、それは親の素行が悪い事と同義語であると言って過言ではありません。子どもが幼く何もできなくても「蛙の子は蛙」、子にしたことがついには親に返ってきます。子育てとは親育てだと言うと、むっとする人もいると思います。しかし、親としてのレベルが低いケースは概して虐待に走っている例を見れば、親の積極的なレベルアップはもちろんのこと親の教育をする保育士の立場も特に重要になってくると思います。

  親は子に対して愛を以て謙虚にならなくてはなりません。それを忘れたときに、親の問題が出現するのだと思います。
  by projectgcg | 2006-05-06 23:55 | 保育日記  



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